- SPIの検査内容はどんなの?
- SPIの具体的な勉強方法を知りたい(分野別)
- SPIのオススメ参考書を知りたい
やばい…SPIが全く解けない…
就活において避けては通ることができないのが適性検査であり、その中でも多くの企業が取り入れている適性検査がSPI試験。
しかし、いざ適性検査を受験してみると「全く解けない…」といった方も少なからずいるのではないでしょうか?
私も元々地頭がいい方ではないのでその気持ちとてもわかります…
しかし、SPIは勉強方法や解き方のコツさえ知ることができれば平均以上の点数を取ることは誰でも可能です。
今回は、筆者が実践して通過率を上げることができた具体的なSPIの勉強方法をご紹介いたします。
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そもそもSPIはどんな試験なのか
「SPI」ってどんな試験なのかを知ることから始めていきましょう!
そもそもSPIとはどのような試験なのでしょうか?
リクルートマネジメントソリューションズは名前の通り株式会社リクルートホールディングスのグループ企業になります。
あの超大手人材会社のリクルートですね。
SPIは受験者の性格上の特性やどういった仕事が向いているかなどを判別してくれます。
企業はそれらを新卒採用の際の参考データにしているのです。
具体的には、企業はSPIの結果を以下のように活用しています。
- 選考・面接で応募者を理解するための参考情報
- 入社後の配属先を決めるための参考情報
- 入社する者を配属先の上司に理解してもらうための情報
リクルートのグループ会社が運営してたんだね!
SPIの試験内容
SPIの試験内容は、大きく2つのカテゴリーに分けられます。
「能力検査」はさらに、「言語」と「非言語」に分かれており、簡単に言えばそれぞれ「国語」と「数学」みたいなものです。
「性格検査」は字のごとく、受験者の性格上の特性などを分析してくれます。
そのため、性格検査は問題を解くというイメージではなく、アンケートに答えていく感じになります。
その反面、能力検査に関してはがっつり問題を答えていくことになります。
たまに「SPIの問題は小中学校の国語、数学ができていれば解けるよ!」という言葉を聞きます。
たしかに問題レベルでいうと、小中レベルにちょっと毛が生えたような問題になりますが、意外に歯ごたえのある問題が多く意外と悩むことになります。
高学歴の友人に聞いたのですが、「正直厳しい」と言っていたくらいです。
なので、「小中レベルの問題だ~」と思って、ギリギリまで放置しておくと大変なことになるので、いかに早くから準備できるかが大切になってきます。
私も最初想像していたレベルと違ってびっくりしました!
SPIの受検方法
WEBテストに4つの受検方法があり、テストの出題範囲もそれぞれ若干異なることもあります。
同じSPIでも4種類あるということなんですね。
テストセンター形式 | 指定された専用会場に実際に受けに行く形式 |
---|---|
WEBテスト形式 | 自宅や学校のパソコンの中から受験する形式 |
ペーパテスティング形式 | 応募先の企業が指定した会場でマークシートで受ける形式 |
インハウスCBT形式 | 応募先の企業に赴いて、企業内のPCで受験する形式 |
どの方式で受けるかは企業が指定する方法によって変わってきます。
コロナウイルスが蔓延していた時は、2つ目の「WEBテスト形式」が多い印象でした。
学生も自宅で受験することができるので気軽に受験することができます。
SPIを受験した学生の感想
SPIって他の就活生も難しいと感じているのかな?
SPIはほとんどの就活が受験することになる試験ですが、巷ではどのような印象なのでしょうか?
ネガティブな意見から、ポジティブな意見まで様々見られました。
世間の学生がSPIに対してどのように思っているのかを見てみましょう!
SPIに対するネガティブな意見
SPI試験ですが、やはり「制限時間が厳しい」といった意見が多く見られました。
SPI試験の難しさはなんといってもこの時間制限にあります。
問題自体は頑張ったら解けるレベルですが、そこに時間制限が加わるだけで格段に難易度が上がるんですね。
そこに苦戦する学生はかなり多いということがわかります。
その他にも言語(国語)よりも、非言語(算数・数学)が難しいといった意見も見られました。
高校生の頃にやった微積やベクトルのような問題ではなく算数チックな問題なので、高校数学とは違う頭を使うという面で難しく感じてしまうと考えられます。
SPIに対するポジティブな意見
正直言って「めっちゃ簡単!」のような意見はあまり見られませんでしたが、中にはそこまで難しくないと感じる学生もいるようです。
また、教養が見につくといった意見もありました。
自分のレベル感を知って次に活かすといった方法はSPIに限らず大切な考え方ですね。
やっぱり難しいと感じる学生が多いんだね…
SPIの通過率を上げた筆者の勉強方法
ここでは、実際に私がどのように勉強をしていたかを紹介していきます。
さて、ここから私が実践して、実際にインターンシップや選考の通過率を上げた勉強方法を共有したいと思います。
前提条件としてSPIの問題集が必要になってくるので、まだの方は購入しておくことをおすすめします。
それでは言語・非言語で分けてご紹介していきますね!
言語編|熟語の成り立ち
言語では、まず「熟語の成り立ち」が出題されます。
熟語を見て、それぞれの漢字との関係性を答えていく問題です。
漢検を受験したことがある学生はお馴染みの問題ではないでしょうか?
勉強方法としては、一度問題集を解いていきます。
すると間違えた問題というのが出てきますよね。
そこで間違えた問題だけで構わないので、ノートにまとめていくといった方法です。
私は以下の画像のようにまとめていました。
例えば以下のようにまとめておくと後で復習がしやすいですよ!
・似た意味を持つ漢字をかさねた熟語は、同じ黒のペンで書く。(模倣)
・反対の意味を持つ漢字を重ねた熟語は、違う色のペンでそれぞれの漢字を書く。(禍福)
・動詞の後に目的語をおく熟語は、それぞれ「~する」と「~を」の文字を振って覚える。(架橋)
・前の漢字が後の漢字を修飾する熟語は、前から後ろの漢字へと矢印を記入。(円陣)
このようにして、私自身、極力丸暗記を防ぎたかったため、視覚的に意味を把握できるように工夫していました。
まとめてからはどうすればいいんだ?
まとめた後はまとめたノートを毎日見て復習していくようにしましょう!
皆さんもご存じの通り、記憶というものは忘れていきます。
それじゃあ、どのようにして記憶として残していけばいいのかというと「なんども見て覚える」ということです。
物事というのは、「いかに出会う回数が多いか」で記憶に残るかが変わってきます。
これは脳科学でも証明されている記憶の定着方法などで、積極的にSPIの勉強でも取り入れていきましょう!
「書いて覚える」方もいるかと思いますが、個人的には「何度も見て覚える」ことを実践していました。書くのも見るのも結局「問題に出会う回数」は同じです。極端な話3分かけて書いても、5秒見ても結局その問題に出会った回数は1回です。出会う回数が同じなら、時短で出会う回数を増やせる「見て覚える」方法が個人的には有効だと思っています。しかし、ここは人それぞれですので、皆さんにあった暗記方法で実践してください。
その他出題問題
それ以降に出題される並び替えや、文章題は「問題慣れ」を通して対処していきましょう。
元も子もないことを言いますが、文章力や読解力は就活期間の1,2年のSPIの勉強だけでそうそう伸びるものではありません。(就活期間を適性検査の勉強に全集中するのであれば、話は別です)
そのため、いかに数をこなしていくかが重要になってきます。
なので、より多くの問題パターンをこなし場慣れで対策していきましょう。
問題集を最低でも3,4周やっておけば大丈夫です。
何事も敵を知ることは重要なことですし、問題のパターンを知っておくだけでも、結果は違ってきます!
非言語編|公式暗記
非言語は言語よりも比較的伸ばし甲斐のある分野といえるでしょう。
例えば以下の公式が頻出です。
道のり=速さ×時間
仕入れ値+(1+利益の割合)=定価
C or P (Combination と Permutation) の使い方(3P2とかの使い方)
これら問題を解く上での武器を身につけた状態で、勉強することが大切です。
ちなみに私が解いていたノートは以下の通りです。
まぁまぁ汚いですがご容赦ください。
でも私は演習の際、「綺麗にノートに解こう!」なんて微塵も思っていませんでした。
なぜなら、SPIは時間との勝負であり、殴り書き計算でなければ通用しません。
なので、問題演習の段階からスピード感に慣れておくことが大切です。
ただし、間違えた問題はしっかりと解き方を理解して綺麗にまとめておきましょう。
解く際はスピード重視でも問題の復習は丁寧にすることをおすすめします。
非言語編|解法の暗記
何周か問題集を解いていくうちに、解法や答えを覚えている段階まで来ると思います。
なぜなら、SPIの問題集はしっかりと問題傾向を分析してつくられているので、問題集と似たような出題のされ方をします。
実際に私も、問題集で出てきたのと数字だけ違う問題に出くわしたことが何度かあります。
なので、解法は覚えておいて損はないです。
SPI試験は過去問を使いまわしたりもしているので、同じような問題に出会うこともありますよ!
過去問と同じ問題が出ることもあるんだね!
実際に使用したSPIの問題集
SPIの問題集ってどれがいいのかな?
ここでは実際に私がSPIの勉強をする際に使用した問題集をご紹介していきます。
SPIの問題となれば以下を使って徹底的に勉強すれば、まず間違いありません。
これが本当のSPI3だ!2026年度版
迷ったらこの1冊で十分対策が可能です。
解法もかなり詳しく書いてあるので、この参考書自体がノートの役割を果たしてくれたりもします。
「テストセンター」「ペーパーテスト」「Webテスティング」と主要3方式にも対応しているため、様々なテスト方式を満遍なく学習したい方には使い勝手の良い問題集になります。
これが本当のWebテストだ!(3)2026年度版
この問題集でもSPIの対策は可能です。
特にWebテスティング形式に特化した問題集になるため、Webティスティングの出題形式に慣れておきたい方にはおすすめです。
近年は自宅のパソコンから受験する方式が増えているので、一冊持っておいて損はないでしょう。
また、SPI以外のWebテストにも対応しています。
まとめ|SPIの勉強は継続することが最も大切
SPIに限らずやはり何事においてもそうですが、継続が大事です。
時間がない日でも毎日最低3問とか、しっかりと毎日問題に触れる機会を設けていきましょう。
最低1日3問を30日間するだけでも、90問解いたことになります。(当たり前ですが笑)
1日サボれば、次の日も、その次の日も...といった風にサボりの負の連鎖を招きます。
SPIは勉強すれば、点数は結構正直に上がってくれます。
結果を知ることができないテストですが、力が付くと確実に「あ、なんか解けるようになってるな~」と実感できるときが来るので、それを信じて対策を進めていきましょう!
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 「SPIの問題が解けない」「勉強方法が知りたい」といった方も多いのではないでしょうか?そんな方は「実際に通過率を上げたSPIの勉強法」の記事もご参考ください。 […]
[…] もし、「SPIの勉強方法がわからない」「全然解けない…」といった方もいると思いますが、「筆者が実際に通過率を上げたSPIの勉強方法」について以下の記事もご参考ください。一部ですがとっていたノートも公開しています。 […]
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