【新卒就活生】シンクタンクの就職偏差値はどれくらい?難易度は高め?

シンクタンク 就職偏差値 就職難易度
こんな人におすすめ
  • シンクタンクの就職偏差値が知りたい
  • シンクタンクに就職したい
  • シンクタンクへの就職難易度が気になる

シンクタンクの就職偏差値ってどれくらいなんだろう?就職難易度は?

就活生に人気の就職先の1つとして、シンクタンクというものがあります。

世界経済や景気動向、環境問題などを分析する研究機関であり、情報によって社会を支える非常に魅力的な業界です。

この記事を読んでいる方も、おそらくシンクタンクへの就職に興味があると思います。

しかし、シンクタンクへの就職について調べていると「就職難易度が高いんじゃないか?」「就職偏差値ってどれくらいなんだろう?」などと疑問に感じる人も一定数いるでしょう。

そこで、今回はそんな就活生に向けて、シンクタンクの就職偏差値や就職難易度についてご紹介していきます。

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目次

シンクタンクは高収入&成長できる職場

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まずはシンクタンクについての基本情報です。

シンクタンクは「Think Tank」と英語表記されるように、物事を考え研究する集団といわれています。

時には「頭脳集団」といったかっこいい別名を持っている業界です。

仕事内容としては、世界経済や政策・企業情報などを分析するなんでも研究所のようなもの。

調査・分析した情報は企業や公的機関などに提供し、利益を上げているのです。

シンクタンクは年収が高い

そんなシンクタンクですが、高収入な職場としても有名です。

企業名平均年収
日本総合研究所850万円
三菱総合研究所1010万円
三菱UFJリサーチ&コンサルティング1300万円
みずほリサーチ&テクノロジーズ967万円
野村総合研究所1235万円

5大シンクタンクの1つである「野村総合研究所」の平均年収は1235万円、「三菱総合研究所」も1010万円といった年収になっています。

業務内容的に忙しく激務になりやすいですが、それに見合った報酬はしっかりと貰えるということですね。

30代で1000万を超えることも可能であるため、年収が高い職場が良いといった就活生は目指してみてもいいかもしれません。

大手シンクタンクとなると、年収が1000万円を超えることも珍しくないんだね!

年収1000万円となると、業界レベルで見ても年収はトップクラスです。

シンクタンクは成長できる職場

シンクタンクは成長できる職場としても非常に魅力的です。

シンクタンクは研究やリサーチ、開発などが主な業務内容となっており、はっきり言って難しい仕事内容です。

しかしその分、身に付けられるスキルや経験値は、他の業界以上といえるでしょう!

シンクタンクで身に付けたスキルを活かして、さらに条件の良い職場に転職したり、自身でコンサル会社を起業したりして、ネクストキャリアを歩む人が多かったりします。

シンクタンクは入社当初から、バリバリと責任ある仕事をこなしていくため、あらゆる分野で活躍できる力を身に付けることができます。

将来的に自身の力で稼いでいきたいといった方にもオススメの職場であると言えます。

個人で稼ぐ力は今後より大切になってくる考え方、シンクタンクを自身のキャリアの1ステージにするのも面白いですね。

シンクタンクの就職偏差値はどれくらい?

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さて、ここからはシンクタンクの就職偏差値について見ていきましょう!

シンクタンクの就職偏差値は以下のようにまとめることができました。

今回のシンクタンク就職偏差値は、他の複数のサイト+筆者のリサーチを根拠にまとめました。就職偏差値は絶対的な指標ではないので、あくまで参考程度に見てくれたらと思います。また、コンサルティング会社も一部混じっていますが、市場調査やリサーチを行うという意味でシンクタンクとともに掲載しています。

就職偏差値企業名
70アクセンチュア(戦略部門)
69三菱総合研究所(MRI)
68ドリームインキュベータ(DI)
65野村総合研究所(コンサル部門) ・デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC)
64コーポレイト・ディレクション(CDI)・日本経営システム(JMS)・三菱UFJリサーチ&コンサルティング・PwC IBM(コンサル)
63NTTデータ経営研究所・EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング
62日本総合研究所(コンサルタント) ・みずほ総研(リサーチ部門)・EYアドバイザリー
61大和総研(リサーチ)・みずほ情報総研(リサーチ)・IBM(IT)
60日本生産本部・価値総合研究所・アクセンチュア(非戦略)・野村総合研究所(IT)
59富士通総研・日本能率協会コンサルティング
58日本総合研究所(IT)・アビームコンサルティング
57日立コンサルティング・大和総研(IT)・みずほ情報総研(IT)
56船井総研・インタープライズコンサルティング・タナベ経営

シンクタンクの就職難易度

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シンクタンクの就職難易度はどれくらいなのでしょうか?

シンクタンクの就職難易度ですが、実際のところ、大手シンクタンクや外資系シンクタンクは難易度がかなり高いです。

こここでの大手シンクタンクとは、5大シンクタンクのことを指しますが、有名大学からの採用がほとんどとなっています。

そのため、シンクタンクを目指すことは易しい道ではないことは心得ておきましょう。

具体的には以下のような点で、シンクタンクの就職難易度は難しいとされています。

シンクタンクの就職難易度が高い理由
  • 選考内容がハイレベル
  • 大手シンクタンクは高学歴指向
  • 論理思考が強く求められる

難しい点①|選考内容がハイレベル

1つ目が「選考内容がハイレベル」といった点です。

シンクタンクの選考は非常に難しいとされています。

例えば、エントリーシートの文字数が1000~3000文字要求されるなどです。

一般的なエントリーシートの文字数は100~300字程度なので、その差は歴然ですね。

また、対面式の論文試験なんかもあります。

シンクタンクはデータや社会背景を調査内容として落とし込む能力が必要ですので、論文試験を通して物事を論理立てて考え、文章にすることができるかを見ていると考えられます。

特に大手のシンクタンクを志望する学生は論文試験の対策を行う必要が出てくるので、早めの準備を心がけましょう。

難しい点②|大手シンクタンクは高学歴指向

2つ目は「大手シンクタンクは高学歴指向」であるといった点です。

要するに、学歴フィルターの存在が大きいということ。

とはいっても、インフラ業界のような伝統的に学歴フィルターを採用しているといった事情ではなく、必然的に高学歴が多く集まっていると考えられます。

シンクタンクでは業務内容が難しく、物事の処理能力が高い学生が採用されていきます。

そのため、シンクタンクで活躍できそうな人材を選んでいった結果、高学歴の人間が多く集まったということだと思います。

実際に完全な学歴フィルターを採用しているのか否かは定かではありませんが、高学歴の学生が多く採用されていることは事実としてあります。

難しい点③|論理的思考が強く求められる

3つ目は「論理的思考が強く求められる」ということ

シンクタンクは文章力だけでなく、数字等を処理する論理的思考も強く求められます。

あくまで研究機関ですので、当然に求められる能力ですね。

特に文系学生の中には、「数学や算数が苦手だ」といった方もいると思いますが、何も論理的思考は数学力だけではありません。

論理的思考は物事に対して、理屈っぽく根拠を持ってアプローチする力をいい、適性検査や面接、論文試験の過程などでその力は測られています。

論理的思考はシンクタンクだけでなく、全ての業界で必要とされる力であり、社会の出た時に理由もなしに感情や情熱だけで仕事をされては企業側は困るからです。

全ての行動において「根拠」が求められる世界ですので、就活生は学生時代の段階で論理的に物事を考える力を身に付けておきましょう。

論理的思考は就活界隈では、「ロジカルシンキング」と呼ばれたりしているね!

シンクタンクに就職するためのポイント

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ここからはシンクタンクに就職するためのポイントについてご紹介していきます。

就職偏差値も難易度も高いシンクタンクですが、ポイントを意識することで内定獲得率を上げることは可能です。

「必ずこれを実践すれば内定がもらえる!」といった魔法のような方法は存在しませんが、以下のようなポイントを意識しながら、就活を進めてみてください!

シンクタンクに就職するためのポイント
  • 中小系シンクタンクも狙う
  • 適性検査は足切り+α
  • 資格スキルで差別化を図る

ポイント①|中小系シンクタンクも狙う

1つ目は「中小系シンクタンクを狙う」という内容です。

大手シンクタンクや外資系のシンクタンクは就職偏差値や難易度が高い傾向があります。

その反面、中小系のシンクタンクはそこまで難易度が高いわけではありません。

そのため、シンクタンク業界に就職したいけど、大手はハードルが高いんだよな~といった方は、是非中小系シンクタンクも狙ってほしいと思います。

シンクタンクは大手企業ばかりが目立っていますが、実際に国内にあるシンクタンクはなんと100以上あり、意外とチャンスがあるようにも思えますね!

また、中小系のシンクタンクを狙う際に是非、試していただきたいのが「スカウトサイト」を使うという手法

スカウトサイトとは?

スカウトサイトとは、企業から就活生に求人案内を送る形式の求人サービス。

従来ならナビサイトなどで就活生側から企業に向けてエントリーを行っていましたが、スカウトサイトは企業側からスカウトが届くといったものです。

半自動的に就活が進むということですね。

極端な話、昼寝していてもアプリ上では就活が進めることができます!

スカウトサイトは何もしていなくても、企業側からスカウトが送られてくるため、知らない企業を探す&内定確率を上げるにはもってこいのサービスです。

ベンチャーから中小企業、大手企業からのスカウトを受けることができるので、スカウトが送られてきた時点で、自身が採用対象に入っているかどうかを確認することができます。

また、ただのスカウトではなく選考免除の特典が付いたスカウトが届くこともありますので、就活生にとっては内定に繋がる可能性を大きく引き上げてくれ、早期内定獲得の可能性を大幅に引き上げることができますよ。

以下が実際に筆者が受け取ったスカウトの画像。

大手子会社 やめとけ キミスカ
キミスカ 就活 プラチナスカウト

もちろん、筆者のような特別学歴に自身のない就活生にもスカウトは届きますので、ご安心ください。

特に以下のスカウトサービスは就活サービス界隈でもかなり有名ですので、この機会に登録してみてもいいかもしれません。

筆者が利用していた大手スカウトサイト

①就活生の24万人が利用!※OfferBox 2024年卒利用実績データより

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②レバレジーズ運営の大手スカウトサイト!大手からベンチャー企業まで企業数充実!

⇒ キャリアチケットスカウト

➂個人的に最もスカウトが届いたスカウトサイト!選考免除のスカウトも届く

⇒ キミスカ

※どれも完全無料で利用できます

ポイント②|適性検査は足切り+α

2つ目は「適性検査は足切り+α」を狙うという内容です。

シンクタンクでも適性検査は実施されます。

その種類はさまざまで、SPI(テストセンター)や玉手箱が主に出題されます。

代表的なシンクタンクでは以下のような適性検査が採用されています。

会社名種類
船井総合研究所玉手箱
みずほリサーチ&テクノロジーズSPI
日本総合研究所玉手箱
野村総合研究所SPI
大和総研玉手箱
三菱総合研究所SPI
三菱UFJリサーチ&コンサルティングSPI

基本的に就活において、適性検査というのは足切りに利用されますが、それだけではありません。

多くの面接官はSPIの結果を面接でも使用しますし、他の就活生と比較したりする際にも使用します。

例えば、性格や振る舞いが似たような就活生AとBがいたとして、どちらか一方を採用したりする場合などです。

普通だったら少しでも処理能力の高い就活生を採用するでしょう。

そのため、最低足切りラインを突破しつつ、プラスで点数を獲得しておくことで、他の就活生と比較されたときに有利に働くことがあるのです。

とはいっても、適性検査の結果について受験者は知ることができず、明確な成績を把握することは困難なため、地道な勉強で少しずつ対応できる問題を増やしていく必要があります。

基本は参考書を使って勉強を進めつつ、余裕が出てくれば他の問題集を使ってみることをお勧めします。

例えば、キャリch といった就活サイトに登録すれば、解説付きのSPIの問題をダウンロードすることが可能です。

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キャリch は株式会社ジールコミュニケーションズが運営する就活サイトでSPI対策の他、実際のエントリーシートや就活対策資料など、就活成功に向けて避けては通れない関門に対しての対策を講じることができます。

就活において大切な多くの情報を取得することができる就活サイトなので是非この機会に登録してみてください!

\SPIの解説付き問題集ダウンロード可能!/

※完全無料で利用できます

ポイント③|資格スキルで差別化を図る

3つ目は「資格スキルで差別化を図る」という内容です。

就活において資格スキルは何かと役に立つ場面が多いです。

資格は就活で役に立たないと言われることが多々ありますが、私はそうは思いません。

なぜなら実際に就活において資格スキルを活かすことができたからです。

確かに、基本的な対策を行わずに資格だけを持って選考に挑んでも何の意味もありませんよね。

資格は就活の基礎的な準備ができて初めて力を発揮します。

面接の話し方もうまい、適性検査の成績も良い、自己分析もしっかりとできているそれに加えて資格も持っている、となると面接官に大きな印象を与えることは間違いないでしょう。

資格スキルはそれだけでは効力を発揮しませんが、相乗効果で選考にブーストをかけることができるので持っていて損はないです。

特にシンクタンクで役に立つ資格といえば、簿記2級やTOEICなどが挙げられます。

筆者自身は簿記2級の資格を活かして、市場分析やリサーチを行う企業から内定を獲得することができました。

時間に余裕のある方は資格取得を目指してみてもいいかもしれません。

マーケティング・リサーチ系の会社もおすすめ

シンクタンクの就職が少し難しそうな気がしてきた…

そんな就活生には「マーケティングやリサーチ系」の業界なら価値観が合うかもしれない!

ここまで当記事を読んできて「シンクタンク業界は就職が厳しいかもしれない…」と感じる方も一部いるのではないでしょうか。

そんな方はもしかすると「マーケティング・リサーチ系」の業界が合うかもしれません。

シンクタンク業界を志望する方としては、情報提供・調査・分析などに魅力を感じている方が多いと思います。

それと同じような業務を行っているのが「マーケティング・リサーチ系」の企業になります。

シンクタンクに比べれば規模は落ちますが、業務内容や動機部分に共通点があるかと思いますので、シンクタンクと並行してエントリーしてみるのも一つの手段です。

主な企業としては以下が挙げられます。

マーケティング・リサーチ系の会社
  • 株式会社マクロミル
  • 株式会社帝国データバンク
  • 株式会社東京商工リサーチ
  • GMOリサーチ
  • トランスコスモス株式会社
  • テクロ株式会社
  • シンフォニーマーケティング株式会社
  • 株式会社インテージホールディングス

まとめ|シンクタンクの就職偏差値・難易度は高い

いかがでしたでしょうか?シンクタンクの就職偏差値や難易度について知ることができたのではないでしょうか。

先程もご紹介した通り、シンクタンクの就職偏差値は高く、その分就職難易度も高い業界となっています。

簡単に入社できる業界ではないですが、適性検査の成績アップや中小系シンクタンクにエントリーするなど、内定率を上げるポイントはいくつか存在します。

それらのポイントを参考にしながら、戦略的に選考に臨みましょう!

今回のまとめ
  • シンクタンクは高収入&成長できる職場
  • シンクタンクの就職偏差値&就職難易度は高い
  • 中小系シンクタンク、適性検査は足切り+α、資格スキルで差別化を図る

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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