※当サイトはPRを含んでおります
こんな人におすすめ
- 自己PRとガクチカの違いが知りたい
- 自己PRとガクチカの内容が同じでもいいかわからない
「自己PR」と「ガクチカ」って何か違いがあるのかな?
内容は同じでもいいの?
就活を進めるにおいて必要となるのが、「自己PR」と「ガクチカ」です。
「自己PR」は自身の強みや弱み、「ガクチカ」は学生時代に頑張ったことを表します。
自身が今まで取り組んできたことや強みなどを企業の方に知ってもらう大事なアピール材料ですが、こんなことを感じた経験はありませんか?
「自己PRとガクチカの違いがわからない...」「自己PRとガクチカの内容は同じでもいいの?」
これらは就活生の多くが悩む内容です。
実際に筆者もこの両者の違いには苦しめられました(笑)
いざ書き出してみると、何がどう違うのかわからなくなりますよね。
今回は、そんな同じように悩む就活生に向けて、「自己PR」と「ガクチカ」の違いや、両者の内容面について解説していきます!
「自己PR」と「ガクチカ」との違い
早速ですが、「自己PR」と「ガクチカ」にはどのような違いがあるのでしょうか。
両社はとても似ていますが、微妙に違いがあります。
これに関しては様々なメディアで両者の違いについて議論されており、また多くの定義づけがされています。
私が選考を経験して感じた「自己PR」と「ガクチカ」の違いは、以下の通りです。
自己PRとガクチカの違い
・自己PR・・・「自身の強み」から企業とのマッチ度を見ている
・ガクチカ・・・その学生が入社後にどんな活躍をしてくれるかを見ている
おおまかにはこのような分類ができると考えます。
両者の明確な目的は、企業や人事によって違いがあるので一概には言えませんが、おおよそ以上のような感じでしょう。
自己PR|「強み」から企業とのマッチ度が見られている
「自己PR」では、マッチ度が見られています。
自己PRという項目を見たら、「自身の強み」と変換するようにしましょう。
よくたとえられるのが、自分自身が商品だとしたら、自分の良いところを伝えて企業に売り込むような感覚です。
そのため、「自己PR」には自分の「強み」が伝わるような文章にすることが重要です。
そこで念頭に置いておかなくてはならないのが、「マッチ度を見られている」ということ
そのため、企業の方を説得させるような内容に仕上げることが大切です。
ガクチカ|入社後の活躍度合いが見られている
「ガクチカ」では入社後の活躍度合いが見られている
ガクチカは、学生時代に自分自身が頑張ってきたことを記入していきます。
ここでも、ガクチカを通して企業があなたの何を見ようとしているのかを念頭に置くことが大切です。
企業は熱心に取り組んだ内容や困難の乗り越え方を見て、入社後にどのような活躍をしてくれるかを見ています。
そのため、その情景が想像しやすいようなエピソードを持ってくることが望ましいでしょう。
こちらも同様に、相手を説得させるような内容にすることを意識することが大切です。
自己PRとガクチカの土台となるエピソードは同じでも大丈夫?
自己PRとガクチカの内容って同じでもいいのかな?
「自己PR」と「ガクチカ」ですが、土台となるエピソードは変えることが望ましいです。
例えば、「自己PR」はアルバイトのエピソードを、「ガクチカ」には部活動・サークル活動のエピソードをといった具合です。
なぜなら、両方とも土台が同じエピソードだと、「他に何かしてなかったのかな?」「アルバイトだけ?」と思われてしまいかねません。
そのため、土台となるエピソードは極力別のものを使うようにしましょう。
中には、学生の特徴や頑張り、能力が知れたら土台となるエピソードも同じでいいと回答する企業も実際にあります。
そのあたりの好き嫌いに関しては、企業の裁量的な部分になるため断言はできません。
しかし、「土台となるエピソードが同じは嫌だ」と感じる企業はあっても、「別々のエピソードの内容だと嫌だ」と感じる企業はほとんどありません。
なので、土台となるエピソードは別々の内容にすることを強くおすすめします。
同じ内容で臨むのは少し危険が伴いますね。
「でもどんな内容を書いたらいいかわからない」と感じる方もいると思います。
そういった方は、オファーボックスの「適性検査AnalyzeU+ 」がおすすめです。
5分でどんな内容を書けば良いかが1発でわかります!エピソードに困っている人は是非使って見てくださいね。
エピソードがないときの対処方法
別々のエピソードって言われてもないんだよな...
そんなときは以下の方法を実践してみよう!
就活において「エピソードがない...」と悩む学生は少なくありません。
しかし、エピソードがないと思っていても実際にはあることがほとんどです。
多くの学生がそれに気が付いていない場合が多いです。
アルバイトや部活サークル、ゼミ活動やボランティア、資格勉強、グループワークなどなど...
探せばエピソードのネタになるものは、案外たくさんあります。
それでもエピソードが見つからない人は
それでもエピソードが見つからない時ってどうしたらいいの?
「どうしてもエピソードが見つからない」といった人は、個人的には就活エージェントを利用することをおすすめします。
就活エージェントはプロの就活アドバイザーが、選考対策から企業紹介、内定獲得までを完全無料でサポートしてくれるサービスのことです。
要は、就活のすべてを完結させることができるサービスなんです。
業界内で最も評価が高い就活エージェントとしては、レバレジーズ株式会社が運営する「キャリアチケット 」があります。
エージェントの方はこれまで多くの学生のエントリーシートを見てきた実績があるので、学生の悩みのタネを知り尽くしています。
学生からのカウンセリングを通して、ガクチカや自己PRのエピソードを掘り出してくれますよ。
自分では平凡なエピソードでも、第三者からしたら興味深いエピソードだったなんてことはザラにあるんですね。
「自己PR」「ガクチカ」を書く際に注意してほしいこと
エピソードが決まったら自己PRやガクチカを作っていきましょう!
その際には特に以下のことに注意して作って頂ければと思います。
・エピソードは具体的にして書くこと
・語尾を整えること
・作ったものをいきなり提出しないこと
それでは1ずつ詳しく見ていきましょう。
注意その①|エピソードは具体的にして書くこと
エピソードは極力具体的に書くようにしましょう。
これはエントリーシートを作る上での鉄則ですね。
「具体的」
このことを常に頭の中に入れながら、エントリーシートを作成していきましょう。
なぜ「具体的」が大事になるかというと、先程紹介した通り、企業には「学生とのマッチ度合いや活躍する様子を見抜くという目的があるから」なんですね。
そのためには具体的な内容をもって企業の方に伝え、自身のことを想像してもらう必要があります。
内容に具体性が足りないと、「なんだか情景とか様子が伝わらないな...はい!次のES!」といった風に門前払いされてしまいます。
極端な例を見てみましょう。
良くない例
私の強みは、責任感があることです。その時々でどのような行動をすればいいかを的確に判断し、実行することができます。グループワークでは率先してファシリテーターを務め、ゼミの大会で2位に選ばれることができました。また、部活動では部長として、チームに不足する点を洗い出し、チームを全国大会〇位に導きました。以上で培った経験を貴社でも活かしていきたいです。
これは本当に極端な例文ですが、とても褒められた文章ではありません。
なぜなら、具体的な内容ではなく、極めて抽象度が高い文章であるからです。
グループワークと部活動の2つをエピソードとして持ってきていますが、それぞれどのような問題点があり、それに対して何をしようと思い、どう考えて行動したのか、が伝わってきません。
実績をアピールしたいという思いから2つのエピソードを盛り込んだ結果です。
内容に具体性を持たせるためにも、1つのエピソードのみを取り上げるようにしましょう。
以下が具体性を持たせた文章です。
具体性を持たせた例
私の強みは、リーダーシップを通した課題解決力があることです。私は○○部で部長を務めており、当初、一部リーグで優勝するといった目標を立てていましたが、4年間は達成できずにいました。毎日ひたむきに練習するメンバーを見て、チームを部長として優勝へ導きたいと考えた私は、チームの練習メニューの分析を行いました。そして、選手それぞれの特徴を活かせていない練習メニューに問題があると考えました。そこで私は、社会人チームで活躍するOBの方や海外チームでのプレイ経験のある選手にアポイントを取り、チームメンバーそれぞれの特徴にあった練習メニューへと改善を実行しました。その結果、半年後の一部リーグで優勝をし、目標を達成することができました。この経験から、物事の問題点を率先して洗い出し改善へと導く課題解決力を社会でも活かしていきたいと考えます。
エピソードに具体性を持たせることで、読み手が想像しやすい内容になっていると思います。
これがエントリーシート作成では重要なのです。
「具体性」という言葉を常に意識してエントリーシートの作成を行ってみてください!
注意その②|語尾を整えること
語尾には気をつけよう!
意外に起きやすいミスとして挙げられるのが、「語尾」に統一性がないということです。
例えば、「です。ます。」と「だ。である。」が混在しているなどなど...
私は大学で下級生のレポートの添削係を担当したことがあるのですが、やはりこのミスが断トツで多かった記憶があります。
どれだけ具体性のある文章が書けていても、語尾の不一致があるだけで残念な文章に仕上がってしまいます。
また、やたらと一文が長い場合や、「です。」ばかりが続いたりする場合は読んでいて違和感があるので、注意しましょう。
一度完成した後は一度通しで読んでみてひっかかる箇所があれば修正するようにしましょう。
注意その③|作ったものをいきなり提出しないこと
作成したESをいきなり提出するのは危険です。
先程の内容に関わることですが、自分が作った文章であるため、違和感を感じないことも十分あり得ます。
そのため、一通り作った後は第三者に読んでもらったり、添削をお願いしましょう。
仲のいい友人や、親でもいいと思います。
意外な箇所で間違いや矛盾点を発見できることが多々あります。
友人や親に見せるのが恥ずかしいといった方は、大学のキャリアセンターや就活エージェントに添削をお願いすることをおすすめします。
大学のキャリアセンターも就活エージェントも数多くのエントリーシートを添削してきた経験を持っているので、気軽に相談することができます。
人気就活エージェント
・JobSpring(ジョブスプリング) :経験を積んだエージェントが学生の特徴を分析し、手厚くサポートしてくれます。おそらく就活エージェント中で最も優しい雰囲気のある就活エージェントです。
・キャリアチケット :元人事の方が多く在籍しており、人事目線でフィードバックしてもらえます。企業紹介もブラック企業を排除した優良企業のみを紹介してくれることが特徴。
自己PRとガクチカに一貫性は必要なのか
両者に一貫性は必要なのかな?
自己PRとガクチカに一貫性は必要なのでしょうか。
一貫性のない書き方をすればマイナスなんじゃないか?と思うかもしれません。
それに関しては以下で見ていきましょう。
まずは矛盾がないように意識しよう
自己PRとガクチカに一貫性は必要なのでしょうか。
結論から言うと、「矛盾がなければ問題なし」ということになります。
「一貫性が必要だ」と言い切ってしまうと、少し言いすぎな感じがあるんですね。
一貫性というものにとらわれすぎてしまうと、自分がアピールしたい内容を勝手に制限してしまう恐れがあります。
そうなってしまうと勿体ないですよね。
さらにいうと、「自己PR」と「ガクチカ」に矛盾が生じるときというのは滅多にありません。
明らかに自己PRで「A」と言っていたものが、ガクチカでは「AでなくB」と言っているのなら問題ありですが、そのような主張をする機会もエントリーシート上では少ないでしょう。
なので、そこまで一貫性というものを意識しすぎないことが大切です。
どちらかというと、矛盾がないように意識しましょう。
「自己の弱み」を書く際にも矛盾を意識しよう
自己PRとは少し離れてしまうのですが、エントリーシートによっては「あなたの弱みを教えて下さい」といった内容が聞かれることがあります。
その際は「自己PR」=「強み」とは逆の内容を書かなくてはなりません。
つまり、自分のマイナスポイントを伝えるということなんですね。
その「弱み」と「ガクチカ」においても矛盾の確認はとても大事になってきます。
なぜなら比較的矛盾が生まれやすいからです。
例えば、「優柔不断なところが私の弱みです。」と主張しているのに、ガクチカでは「判断力」を前面に押し出している場合は、明らかに矛盾が生じています。
なので、「弱み」を記述する際は、他の項目と矛盾していないかを確認することが大切です。
ガクチカと自己PRの違いや一貫性の必要性|まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「自己PR」と「ガクチカ」の違いや、両者の取り扱い方について見ていきました。
それぞれの意識するポイントが理解できたことかと思います。
両方ともエントリーシートに頻出の内容ですので、しっかりと作りこむことが大切です。
なんといっても選考突破の第一関門ですからね。
綿密に準備して作成すれば、徐々に通過するエントリーシートの特徴というのが自分の中で経験値として蓄積されていきます。
そうなれば様々なエントリーシートのお題に対応できるようになるので、スピード効率も向上していきますよ。
それでは以下に要点まとめをしていきたいと思います。
本記事のまとめ
- 自己PRは企業とのマッチ度を見られている
- ガクチカは入社後の活躍を見られている
- エピソードは違う方が望ましい
- エピソードは具体的に
- 語尾を意識
- 作成後は第三者に添削
- 矛盾がないように意識しよう
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
コメント