日本随一の知名度を誇り、110年以上の歴史がある総合旅行会社JTB。
海外拠点もありグローバルな仕事に挑戦できるチャンスもあることから、就職したいと考えている就活生は多いと思います。
就職したい就活生が多い中、「JTBの就職難易度はどれくらいなんだろう?」「選考倍率はどれくらいだろう?」と不安に感じる就活生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、JTBの就職難易度がとても難しい理由や、内定獲得を達成するために必要な選考対策についてご紹介していきます!
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JTBに就職したいけど就職難易度はどれくらいなんだろう?



実際の就職難易度を知ることで適切な選考準備を取るようにしましょう!
JTBの就職難易度は偏差値59でとても高い!選考倍率は260倍だった


ここではJTBの就職難易度がどれくらいなのかご紹介していきます。
あらかじめ就職難易度を把握することで、就活を進めていく上でのイメージを作ることができますよ。



JTBを希望しているけど、有名な会社だし難しいかな…



就職難易度の高低がどれくらいなのか詳しく見ていきましょう!
JTBの就職難易度はかなり高い
JTBの就職難易度は「かなり高い」とされています。
JTBは日本最大の総合旅行会社であり、その中でも群をぬいてネームバリューがあります。
マイナビと日本経済新聞社が共同で行った「2025年卒大学生就職企業人気ランキング」で、JTBグループは文系総合ランキング「9位」と10位以内に入っています。
旅行業界で10位以内はJTBグループだけのため、その人気はダントツなことがわかります。



国内でも海外でも、旅行へ行くなら「JTB」って思うもんなぁ。



旅行好きな就活生には、旅行でお世話になっている身近でなじみの企業ですね。
JTBの就職偏差値は59
そんな就職難易度がかなり難しいとされるJTBですが、就職偏差値はどれくらいなのでしょうか。
大学偏差値で例えると「駒澤大学」程度の難易度といえるでしょう。
難しいとはいえ、早めに基礎を身につけたうえで念入りに過去問対策など準備をすれば、合格の道筋は見えてきます。
しっかりと自己分析や選考対策を行い就活レベルを上げてから、選考に臨むことが大切です。



心配になってきた…JTBへの応募、あきらめた方がいいのかな?



大丈夫! 自信を持って、しっかり対策していきましょう!!
JTBの選考倍率は260倍で採用人数は250人ほど
そんな就職難易度がとても難しいと言われるJTBですが、選考倍率はどれくらいなのでしょうか。
JTBの選考倍率は公には公開されていませんが、就活サイトのお気に入り登録者数から割り出すと260倍程度あるとされており、かなりの高倍率であることがわかります。
そして各年度の新卒採用人数としては以下の通り。
年度 | 採用人数 |
---|---|
2021年 | 209人(男性:74人、女性:135人) |
2022年 | 0人 ※新卒採用実施なし |
2023年 | 235人(男性:112人、女性:123人) |
2022年度の新卒採用は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により見送っています。
そのため、これからの新卒採用人数がどれくらいになりそうか、予想しづらいところがあります。
しかし、昨今のインバウンド効果で旅行業界の賑わいがもどってきていることから、採用を増やす可能性もあるのではないかと考えられます。



旅行関係はコロナで相当な打撃を受けたと思うんだけど、採用ゼロの年は2022年だけだったんだ。



しばらく採用を中止していた会社も多いから、経営計画の立て直しなど相当なスピード感をもって取り組んだ結果なんだろうね。
JTBの就職難易度がとても高い理由
JTBの就職難易度は就職偏差値や倍率を見てもとても高く、そう簡単に内定が貰えるわけではないことがわかりました。
いったいどのような理由で就職難易度がとても高くなっているのか見ていきましょう!



JTBの就職難易度がとても高いとされる理由は何なんだろう?



JTBの特徴を確認しながら就職難易度が高い理由を見ていきます!
理由①|安定している会社のため
1つ目の理由としては「安定している会社のため」という点が挙げられます。
JTBはコロナ禍で業績に打撃を受けたものの、観光庁より公表されている2022年度の売上高は1兆2116億と、主要旅行会社の中で唯一の1兆円超となりました。
また、旅行会社の中で新卒採用を早期に再開させることができたのも、長年の経営基盤が盤石である証拠です。
厳しい時代も乗り越えてきたからこそ、JTBが旅行業界で安定した知名度を誇っているのではないでしょうか。



安定した企業は、いつでも人気がありますね。



コロナ禍の雰囲気を経験しているからこそ、安定を求める就活生は多いと思います!
理由②|JTBグループ会社へ併願できるため
2つ目の理由としては「JTBグループ会社へ併願できるため」という点が挙げられます。
JTBの新卒応募資格や条件は、四年制大学・大学院を卒業または卒業見込みで学部学科の制限はなく、応募するだけなら難しい条件はありません。
自分の挑戦したい部署がJTBだけでなくグループ会社の事業でも展開していたら、併願を利用する応募も殺到すると考えられます。
また、JTBは拠点の場所も多く、地元で働きたいと思っている就活生には嬉しい条件になります。



JTBとJTBグループ会社は、どこでも併願できるのかな?



各社で条件が異なる場合があるので、応募の際は募集要項をよく確認しよう!
理由③|制度が充実しているため
3つ目の理由としては「制度が充実しているため」という点が挙げられます。
JTBでは柔軟に働くための制度で、住居の登録地から離れずテレワークをベースにする「ふるさとワーク」、育児や介護の理由がなくとも希望に応じた年間勤務日数を選択できる「勤務日数時短制度」があります。
また、育児に関する制度で「短時間勤務制度」がありますが、JTBでは子どもが小学3年生の学年末までかつ最大3時間の時短勤務が可能と、サポートがかなり充実しています。
他には「副業ガイドライン」というものもあり、入社後のライフイメージを明確にしている就活生の中には、気になるポイントかと思います。



大企業では副業を禁止する傾向が多いと思っていたけど、ガイドラインがあるって前向きだね。



いろんなことに挑戦しやすい企業は、会社と社員両方にとって良い相乗効果が現れると制度を作っているのでしょう。
JTBの採用大学一覧!学歴フィルターは無しだった
理由としては、募集対象が全学部・全学科であり上位国公立大学~標準的な大学までまんべんなく採用が確認できるためです。
実際にリクペディアのデータによると採用大学は以下の通りとなっています。
法政大学、早稲田大学、明治大学、関西学院大学、東洋大学、西南学院大学、関西外国語大学、名古屋外国語大学、立命館アジア太平洋大学、東京外国語大学 など、127大学
参照:リクペディア
高学歴のみならず業種との相性が高い大学とともに、様々な偏差値帯の大学から採用されていることがわかりますね。



自分が就職できそうかはどのような点をみればいいのかな?



皆さんが通っている大学もしくは同じレベル帯の大学から採用があれば、内定をもらえる可能性が高いです!
JTBの選考フロー
ここではJTBの選考フローについて見ていきたいと思います。
- Club JTBへの登録、応募
- コース選択、エントリーシートの登録
- 適性検査
- 選考
JTBの就職難易度はかなり高いほうではありますが、選考自体そこまで特殊ではなくごく一般的なものとなっています。
JTBの選考に特化させた対策も大切ですが、通常の選考対策を徹底することで自然とJTBへの内定獲得に向けた力を付けていくことができますよ!



選考フローごとの対策としては具体的に何をすればいいのかな?



次でJTBの内定獲得に向けた具体的な選考対策について見ていきましょう!
JTBの選考フローごとの具体的な対策方法
ここではJTBの選考フローごとで具体的にどのような対策をすればいいのかについてご紹介していきます。
どれも就活レベルを底上げする対策なので、是非試してみてください!



具体的にどんな対策を取ればいいんだろう?



内定獲得に向けた具体的な対策方法を見ていきましょう!
コース選択の対策|JTBグループ間で併願する場合、それぞれ登録が必要
選考1つ目のClub JTBへの登録、応募後に発生する、選考2つ目のコース選択対策としては「JTBグループ間で併願する場合、それぞれ登録が必要」になります。
併願を利用しない場合は問題ありませんが、JTBグループ各社間で併願する場合は各会社へ登録忘れがないよう、注意する必要があります。
また、同一の会社内コース併願、または職種の併願については、出来る会社と出来ない会社があります。
第1クール、第2クールで応募済みの会社へは、第3クールで応募は出来ません。
ただし、応募を受け付けている会社も一部あるため、募集要項をチェックする必要があります。
併願を利用する場合は、自分の志望する会社、コース、職種、併願可能な組み合わせ、第3クールへの応募有無など、応募内容によっては確認するポイントが多くなるため、募集要項やQ&Aをしっかりチェックしましょう。



JTBのグループ各社間で併願できるのは嬉しいんだけど、ステップが複雑そうだね。



JTBの選考フローは、他の旅行会社よりもハードルが高いかもしれませんね。
エントリーシート対策|PREP法の構成を意識する
選考2つ目のESの対策としては「PREP法の構成を意識する」といったものです。
PREP法とは「結論→理由→具体例→結論」の構成で文章を組み立てる手法であり、シンプルかつ説得力をもって相手に伝えることができます。
JTBのエントリーシートでは、自己PRと志望動機などの記述を求められることがありますが、200文字以内と文字数が少なめに設定されています。
その際、自分の経験や考えをしっかりと相手に届けられるように、是非PREP法を意識するようにしましょう。
入力する文字数が少ないことから、面接で聞いてほしいことはあえて詳しく書かないと割り切ることも必要です。



内容としてはどのようなことを書けばいいんだろう?実際の例文とかはないのかな?



実際の内定者のエントリーシートを参考にしたい就活生は「Unistyle
適性検査対策|SPIの問題集で対策をする
選考3つ目の適性検査の対策としては「SPIの問題集で対策をする」といったものです。
JTBの適性検査は、「eF-1G」という他の適性検査に比べて難易度が高く独特なもので、言語・非言語分野が問われるとされています。
対策や解答などがあまり公開されておらず、ピンポイントでの対策が難しいため、問われる問題の特徴として最も近いSPIで対策を行ってもよいでしょう。
SPIを勉強することで、別企業の選考を受ける際の対策にもなりますので、早いうちから勉強して対策するようにしましょう!



SPIの対策はどのように行えばいいのかな?



対策としては問題集を繰り返し解いて、問題に出会う回数を多くすることで力が身に着くスピードが格段にアップしますよ!
個別面接対策|自分の言葉で自然と話せる練習をする
選考4つ目の個別面接としては「自分の言葉で自然と話せる練習をする」といったものです。
面接では事前に話す内容を考えて、何度も反復して練習することが多いかと思います。
その際、話す内容を一言一句覚えるのではなく、話す要点だけを覚え、自然と自分の言葉で伝えることを意識しましょう。
一言一句覚えると「面接官に覚えてきたんだな~」という印象を与えてしまうことになりますし、仮に話す内容を忘れてしまった際に頭が真っ白になって思い出せなくなる危険があります。
自らの言葉で自然な話言葉で伝えることで、面接官も内容に集中できますので、話す内容は要点を覚えたうえで臨むようにしましょう!



面接練習はどのようにするのがいいのかな?



大学のキャリアセンターで面接対策をするのもありですし、就活エージェントで選考対策をするのもありです。
特に選考対策に特化して就活エージェントを利用したい方には『JobSpring(ジョブスプリング)


『JobSpring(ジョブスプリング)
最初は「ESは本当にこの書き方で正しいのかな?」「面接で本当にこの言い回しや伝え方であってるの?」といった不安な気持ちであっても、プロのアドバイザーに正しいアドバイスを貰うことで不安を取り除き、堂々と本選考会場に足を運べるようになります。
選考対策をする中で大手やベンチャー企業の早期内定も目指せるので、4年生の6月には安心した状態で本命企業の選考に臨むことができますよ!
大手の就活エージェントでよくある大量の求人メールを送ってくることは無く、本当にあなたに合った企業を3~4社紹介してくれるため、就活エージェントの中でも評価はかなり高いことで知られています。
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エージェント満足度は★4.1/5!プロから受かる選考対策を伝授
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JTBに向けた就活でよくある質問
ここではJTBに向けた就活でよくある質問についてご紹介していきます。
- JTBはインターンシップを実施しているのでしょうか?
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インターンシップは実施しています。リアルとオンラインどちらも開催されます。
まずは「Club JTB」へ登録をして、日程をこまめにチェックしておきましょう。 - JTBに早期選考はありますか?
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JTBに早期選考はあります。
インターンシップ「1Day仕事体験」参加後、一部の参加者へ早期選考の案内がされます。 - JTBで働くOB・OG訪問をすることはできますか?
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JTBで働くOB・OGを訪問することは可能です。JTBグループが実施しているというよりも、外部のイベントやマッチングサービスから参加することができます。
- 「旅行業務取扱管理者」の資格は取得必須ですか?
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取得必須ではありません。研修や通信教育などが用意されており、ほとんどの社員は入社後に取得していいます。
取得済みの方についてはJTBグループに対する強い意欲として、評価されるようです。
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